ミランがアルゼンチンの「至宝」マスタントゥーノの獲得レースに参戦か…レアル・マドリードも同選手に興味
イタリアメディアの『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は15日、ミランがリーベル・プレート所属のU-20アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノに興味を示していると報じた。 左利きでトップ下など中盤の攻撃的なポジションを主戦場とするマスタントゥオーノは、現在17歳。リーベル・プレートの下部組織からトップチームに昇格すると、今年1月28日には16歳でアルゼンチン1部前期リーグの開幕戦でデビューを果たした。 ボカ・ジュニオルスとの「スーペル・クラシコ」に史上最年少で出場するなど、アルゼンチンの「至宝」として期待される存在で、今季はこれまで公式戦33試合に出場し3ゴール2アシストを記録している。 そんなマスタントゥオーノを巡ってはヨーロッパのビッグクラブが興味を示していると報じられており、とりわけレアル・マドリードが強い興味を示していると伝えられてきた。しかし、レアル・マドリードはリーベルとの契約を2026年まで残す同選手の契約解除金4500万ユーロ(約74億円)が高額すぎると考えており、同選手の獲得交渉が停滞しているという報道もあった。 そんななか、ミランがマスタントゥオーノ獲得レースに参戦するという。報道によると、ミランは4500万ユーロという契約解除金を支払うことが難しい一方、マスタントゥオーノをリーベルで2026年までレンタルでプレーさせる見返りとして、契約解除金の分割払い、もしくは値下げ交渉をする意向があるという。 しかしリーベルはマスタントゥオーノを売却する意図はなく、選手本人もリーベルでのプレー継続を希望していることから、ミランが同選手を獲得できる可能性は低いと分析されている。
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