チョコレートが包む甘い芸術作品 フェリシモのミュージアムで有名パティシエが出展
■石村嘉成展とコラボ
チョコレートミュージアムでは兵庫県立美術館ギャラリー棟で開催中の「石村嘉成展 ~いのちの色たち~」と連携して石村氏のアクリル画5点も特別に展示している。カカオが栽培されるカカオベルト地帯に生きる動物を描いた作品で「カカオの森に生きるいのち」と副題をつけた。
フェリシモは石村氏の作品をパッケージデザインに取り入れたカカオフィナンシェを企画。コラボ商品としてミュージアム、美術展それぞれで販売している。
石村氏は愛媛県新居浜市在住。2歳で自閉症と診断されるも家族と周囲の支援で画家となり、第2回新エコールドパリ浮世・絵展で優秀賞を受賞した。動物、昆虫、花などの「いのち」の輝きを、独特な色彩とダイナミックな画風で描く。
同展の展覧会は12月8日まで。(安東義隆)