アルコ神戸が激闘を制し勝ち点3を獲得!昨季無敗優勝の浦安が、開幕戦で敗れる波乱の幕開けに【女子Fリーグ第1節|試合結果&順位】
6月1日から日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)2024-2025が開幕し、福井県のセーレン・ドリームアリーナにて第1節が行われた。
昨季全日本選手権優勝・西宮が圧巻の7得点
開幕戦は6月1日と2日で福井のセーレン・ドリームアリーナに10チームが集結して実施された。 初戦はエスポラーダ北海道イルネーヴェが勝利し、男女ともに開幕戦で勝ち点3を獲得。2023-2024シーズンで最下位だったミネルバ宇部は、今シーズン選手の補強を行い堅守速攻のスタイルに。献身的な守備で第1ピリオドを2失点に抑えたが、昨シーズンの全日本選手権女王のSWHレディース西宮が多彩な攻撃を仕掛け、7-0で試合を終えた。 この日最後の試合では、今シーズンにアニージャ湘南から立川アスレティックFCレディースへ移籍した尾田緩奈が恩返し弾を決めるなどで、立川が湘南に3-1で勝利を収めた。
神戸が女王・浦安に勝利
2日目の初戦は、現在リーグ4連覇中のバルドラール浦安ラス・ボニータスと昨シーズン3位のアルコ神戸が対戦した。今シーズンの神戸の監督には、昨シーズンまで浦安のコーチを務めていた加藤正美監督が就任。開幕から古巣との試合を迎えた。 開始早々の1分18秒に先制点を決めたのは、神戸に今シーズン新加入した高橋京花。ワンツーの崩しから左足を振り抜いて、豪快にネットを揺らした。 神戸はその後、第1ピリオド15分、第2ピリオド22分に失点し逆転されてしまう。しかし神戸のキャプテン・山川里佳子がカウンターから25分、27分に連続で得点を挙げ、3-2。浦安を相手に再びリードを奪った。 1点リードのまま時間は進み、圧力を強めてくる浦安の怒涛の攻撃に耐えると、残り3分で伊藤沙世がダメ押しの1点。神戸が4-2で女王を下し、白星スタートを切った。
ホームの力で2度同点に追いついた丸岡
この日2試合目に行われた福井丸岡ラックとさいたまサイコロの試合には865人の観客が来場し、地元のサポーターによってスタンドが埋め尽くされた。この試合は女子Fリーグ初の取り組みとして、地上波のFBC福井放送で生中継された。 ホームの丸岡は、過去2シーズンの対戦から3試合連続で引き分けているさいたまサイコロと対戦。試合はキャプテン・池内天紀が先制ゴールを決めるも、第1ピリオドのうちに逆転を許し、1-2で試合を折り返した。 第2ピリオド、副キャプテン・荒井一花が左足で相手ゴールキーパーの股を抜き同点に追い付くも、31分に小田友香の得点で再びリードされる。それでも荒井が本日2ゴール目で3-3に追いつき、地元のファン・サポーターの前で勝ち点1を獲得した。 第2節は来週8日、9日に埼玉県のサイデン化学アリーナさいたまで開催される。