「東 京都 展 The Echoes of East Kyoto」(WHAT CAFE)開幕レポート
寺田倉庫が運営するアートギャラリーカフェ「WHAT CAEE」で、「鬼大名」の呼びかけに応え集まった京都の若手作家を中心とした総勢50名の作家によるグループ展「東 京都 展(ひがしきょうとてん) The Echoes of East Kyoto」が始まった。会期は5月19日まで。 「鬼大名」とは、ともに京都芸術大学で教鞭を執るアーティストの鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平 によるキュレーションユニット。後進の育成と活躍の場の創出のほか、ARTISTSʼ FAIR KYOTOへのアドバイザリーとしての参加、銀座 蔦屋書店での企画展「Up」の開催など、多岐にわたる取り組みを行ってきた。 本展に集まったは、以下の約50作家による約100点の作品。 赤松加奈、東慎也、新井碧、飯田美穂、家田実香、池田光弘、今西真也、大上巧真、大澤巴瑠、大庭大介、表良樹、神谷徹、川村摩那、木津本麗 、鬼頭健吾、木村舜、熊谷亜莉沙、倉敷安耶、小宮太郎、品川美香、新正春、新宅加奈子、神馬啓佑、髙戸蒼月花、高橋知裕、竹内義博、田村琢郎、椿昇、椿野成身、富田直樹、 長田綾美、名和晃平、西垣肇也樹、廣田郁也、藤本純輝、古田充、松岡柚歩、松村咲希、三浦光雅、御村紗也、ミヤケマイ、ヤノベケンジ、大和美緒、山中雪乃、山本捷平 、油野愛子、吉岡寛晃、米村優人、REMA、和田直祐。 開催にあたり、名和は「戦後、関東と関西で美術の流れは異なるかたちで成熟してきた」としつつ、「近年、新しい文化圏として盛り上がっている京都と、国際的な活動ができる東京。2つの街の違いが感じてもらえるのではないか。この展覧会から、様々な新たなつながりが生まれてほしい」と期待を寄せた。