「前進させていきます」北海道コンサドーレ札幌、岩政大樹監督の就任を発表!ミハイロ・ペトロヴィッチ氏の後任でチーム再建へ
J2リーグへ降格となった北海道コンサドーレ札幌は12日、7シーズン指揮したミハイロ・ペトロヴィッチ監督の後任として、岩政大樹監督の就任を発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。2025シーズンはJ2を戦うことになるが、岩政新監督は札幌を再建することができるか。 【一覧】移籍情報2025 Jリーグ全60クラブ 新加入・昇格・退団・期限付き移籍・現役引退 札幌は今季のJ1で残留争いに巻き込まれ、最下位となっていた5月29日、ペトロヴィッチ監督の続投を公表し、シーズン途中での監督交代を行わないと宣言。しかし、チームは第2節以降、降格圏から抜け出すことができず、J2降格が決定してしまった。そして、ペトロヴィッチ監督は4日に退任を発表している。 今回、新監督に就任した岩政監督はクラブ公式サイトを通して「私が感銘を受け、参考にさせていただいてきたコンサドーレの攻撃的なフットボールを継承し、さらに前進させていきます。北海道、札幌、そしてコンサドーレには大きな可能性があります。ここにしかない空気、ここにしかない文化でここにしかないフットボールを作り上げていきましょう。皆さん、よろしくお願いします」とコメントした。 現役時代はサッカー日本代表としても活躍した岩政監督は、2018年10月に現役を引退。2021年には上武大学サッカー部の監督に就任となり、2022シーズンから鹿島アントラーズのトップチームコーチを務める。レネ・ヴァイラー監督が来日するまで監督代行としてチームを率いると、同監督の後任として2022年8月~2023年12月まで鹿島を指揮。2024年1月からはベトナムのハノイFCを率いた。同年9月には母校の東京学芸大学のコーチに就任していた。 現役時代に鹿島ではリーグ優勝3回、天皇杯優勝2回を誇る元日本代表DFのもとで札幌は1年でのJ1復帰となるか注目だ。
フットボールチャンネル編集部