【LA情報も!】ユアン・マクレガー主演『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』
若手女性が監督・脚本!
監督を務めたのは、本作が長編初監督となるエマ・ウェステンバーグ。オランダ人の33歳。脚本を書いた3人の女性は彼女より若く、アンダー33の女性チームが本作の製作で活躍。脚本を書いた1人はクララ・マクレガー!
娘が父へ送った脚本から生まれた映画!
なんといっても話題となるのは、マクレガー親子の共演。ユアン・マクレガーは、実生活で22年間連れ添った妻と離婚。5年後の再婚の際に、娘クララに猛反対され話題となった。クララは今、俳優・プロデューサーとして活躍。会わない時期もあったという複雑な関係にあった実娘が書いた脚本が、父のもとに送られ、本作は生まれることになる。実際の話ではないけれど、2人のかけがえのない記憶が投影されているそうだ。
ユアン・マクレガーはハリウッドで今なにしてる!?
人気サーフスポットを望む、LA郊外のトパンガ・キャニオン。そこに居を構えるユアン・マクレガーは、生粋のバイク好きで知られており、愛車のひとつである〈モト・グッツィ〉でマリブやPCHを走る姿を目撃されることもしばしば。ちなみに、彼が看板を務める、バイクで大陸を横断する冒険ドキュメンタリー『Long Way』シリーズでは何万㎞も走破している。クラシックカーのコレクターでもあるユアンは、英BBCの自動車番組『トップ・ギア』でこう語っている。 「はじめて本格的なクルマを手に入れたのは、映画『ムーラン・ルージュ』の撮影でオーストラリアにいたとき。1965年式〈フォード〉マスタング コンバーチブルにひと目惚れして購入したんだ」 以来、’50年代、’60年代の名車の数々を所有しているが、最近、1927年式〈ビュイック〉マスターシックスや、1972年式〈ポルシェ〉911タルガを手放して、愛好家の間で話題になっていた。なんとなく断捨離モード?……と思わされるのも、生活の拠点を出身地であるスコットランドに移す計画が報じられているからのよう。 すでに現地に邸宅も購入し、移住の準備は進められている様子。とはいえ、妻で女優のメアリー・エリザベス・ウィンステッドと夫婦役で共演するTVシリーズ『モスクワの伯爵』もアメリカではじまったばかり。さらには、J・J.・エイブラムスが手掛けるスリラー映画『Flowervale Street』(原題)の主演で製作が進んでいるし、銀幕から姿を消すわけではなさそうだ。
バイクが大好きで、〈モト・グッツィ〉ファンとしても知られるユアン・マクレガー。今年2月、友人とランチを楽しむためにウエストハリウッドへやってきたユアンが跨っているのは、〈モト・グッツィ〉のカリフォルニアタイプ。さすがのバイカーファッション! ※雑誌『Safari』8月号より
文=岡村ゆか(LA情報)