暗号資産取引所OKX、香港でのライセンス申請を取り下げ
世界最大級の暗号資産取引所OKXが香港でデジタル資産を取り扱うためのライセンス申請を取り下げたと発表した。 「ビジネス戦略を慎重に検討した結果、今回、OKX HKのVASP(仮想資産サービスプロバイダー)ライセンス申請を撤回する決定を行った」とOKXはWebサイトで述べた。 世界第3位の取引高を誇るOKX(CoinGecko調べ)は、5月31日までに香港での暗号資産取引サービスの提供を停止するという。同日以後、顧客は資金の引き出しのみ可能となる。 今月初めには、HTXの子会社Huobi Hong Kongなど、同業他社の多くも香港証券先物委員会への申請を取り下げていた。 現在、Crypto.comや米CoinDeskのオーナー企業Bullishなど、多くの取引所が同委員会によるライセンスの見直しを受けている。これまでに認可を受けることができたのは2社のみで、最後の認可は2022年だった。 |翻訳:Shun Ide|編集:CoinDesk JAPAN編集部|画像:Dan Freeman/Unsplash|原文:Crypto Exchange OKX Withdraws Hong Kong License Application
CoinDesk Japan 編集部