【マレーシア】日本システム技術、現法がドバイ進出
日本システム技術は12日、マレーシア子会社のバーチャル・カリバーがアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに現地法人を設立し、日本システム技術の孫会社としたと発表した。中東圏を中心に基幹システム(ERP)ビジネスの進出・拡大を図る。 ドバイ法人の名称はバーチャル・カリバー・ITソリューションズ。今年3月に設立し、8月2日付で日本システム技術の連結子会社とした。 日本システム技術が100%出資するマレーシアのバーチャル・カリバー・グループは、ERP大手の独SAP製品のビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)ビジネス、導入およびサポートビジネスに特化し、国営エネルギー産業を中心に大手企業を顧客としている。マレーシアのみならず、東南アジアや南アジアにも事業基盤を広げており、今回ドバイに法人を設立することで中東圏を中心に事業の加速化が見込まれるという。