Jリーグ通イタリア人が厳選! 2024年Jリーグベストイレブン【FW】「毎試合1-0のようなもの」「最も輝いたスター」
最後のチャイムが鳴り、学校が終わる。1年間の努力、喜び、悲しみ、成功、そして挫折を経て、一年を振り返る。それは、長く激闘が繰り広げられたJリーグのシーズンの終わりにも同じことが言えるだろう。僕は2024年のJリーグでの「ベストイレブン」を選出し、自分なりの理想的なフォーメーションは4-4-2で組むことにした。(選出・文:アレックス・シルヴェストリ、翻訳:佐藤徳和) 【画像】2024年Jリーグベストイレブンのフォーメーションはこちら!
FW:アンデルソン・ロペス 生年月日:1993年9月15日 所属クラブ:横浜F・マリノス 2024リーグ戦成績:37試合24得点3アシスト FWの選出は容易で明白、疑いの余地のないものだった。僕が選んだのはアンデルソン・ロペス。彼はリーグ戦で24ゴールを挙げて得点王のタイトルを獲得し、横浜F・マリノスが、輝きをあまり放てなかったシーズンを送った中で、Jリーグ全体でも最も輝いたスター選手の一人だった。 事実、これほどのFWを擁しているということは、ほぼ毎試合1対0でリードしているようなもの。横浜FMのサポーターはそのことをよく理解していて、これから何年も、日産スタジアムで彼が何度もゴールを決める姿を見ることを心から願っているはずだ。 すでに幕を閉じたこのシーズン、彼は日本のトップリーグで2年連続の得点王に輝くという快挙を成し遂げた。大久保嘉人が記録した3年連続得点王達成が次の目標となるね。 選定:アレックス・シルヴェストリ トスカーナ州ペッシャの出身。『ピノッキオの冒険』の作者カルロ・コッローディが生を受けた村の近くで生まれ育ち、現在は同州のルッカに在住。Jリーグの黎明期から試合を観ている大の日本サッカー通で、サムライブルーとなでしこジャパンの試合も欠かさない。鹿島アントラーズとカマタマーレ讃岐、そしてユヴェントスのファン。好きな選手は鈴木優磨。キャプテン翼やSLAM DUNKなど、日本のアニメにも詳しい。好きな日本食はオニギリとタコヤキ。
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