ウシクがフューリーとの再戦も返り討ちに!世界ヘビー級3団体王座防衛
12月22日(日・日本時間)サウジアラビア・リヤドにて開催されたプロボクシング世界ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)vs前WBC世界同級王者タイソン・フューリー(英国)の再戦は判定3-0(3者とも116-112)でウシクが防衛に成功した。 今年5月の前戦ではウシクがダウンを奪う判定勝利もフューリーは「認めない。みんな戦争中の国の見方をする」と答えていたが、2戦目でもウシクが勝利し返り討ちにした。 【フォト】ウシクの攻め!前戦でフューリーからダウンを奪う瞬間 今年5月に行われた第1戦は、当時のWBAスーパー・IBF・WBO王者ウシクがWBC王者フューリーに2-1で判定勝利しヘビー級4団体統一王者に。この第2戦ではフューリーがベルト奪還に燃えていた。 1Rからフューリーはジャブ、ボディと攻め、ウシクも打ち返す一進一退の攻防が続く。 2Rからウシクも巻き返しにはかりボディ攻撃。ウシクの左ボディにフューリーが右を合わせるなど互角の展開に。 3Rにはフューリーの左アッパーが冴え、ウシクをロープに押し込む場面も。 しかし、6Rからウシクの右ボディ、そして左フックなど強打がクリーンヒットしはじめる。7Rにはウシクの攻撃に手数が減るフューリー。 以降もフューリーのジャブからボデイ、アッパーの攻めに、ウシクがアグレッシブにジャブからボディ、そして左右フックなどで攻め続け優位に。 前半ラウンドややフューリーが優勢の場面があったものの、中盤あたりからウシクが優勢となり、判定で差をつけた。