「パワフルな突破」が持ち味 最小得点の京都、元U-20ブラジル代表FW獲得で後半戦巻き返しへ
「チームメイトを助けたい」
京都サンガF.C.は24日、クルゼイロECからブラジル人FWラファエル・エリアスが期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。なお、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定とのことで、移籍期間は2024年12月31日までとなっている。背番号は「99」だ。 現在25歳のエリアスは、U-20ブラジル代表経験もあるレフティ。これまでブラジルのパルメイラスやアトレティコ・ミネイロ、ゴイアスなどに所属し、昨年はUAEのバニーヤースでもプレイしていた。そして、昨夏からは戦いの舞台を再び母国へ戻し、クルゼイロECへ加入。今季はここまで公式戦17試合に出場し、4ゴールを決めていた。 そんなエリアスは、京都の公式サイトを通じて次のようなコメントを残している。 「京都サンガF.C.のユニフォームを着られるこの機会にワクワクし、とても嬉しく思います。少しでも早くチームに適応し、今シーズンの目標を達成するため、チームメイトを助けたいと思います。京都サポーターのみなさんには、クラブのユニフォームへの名誉と共に、意志、献身、ゴールを約束します!」 また、京都はエリアスについて「パワフルな突破を持ち味とするブラジル人ストライカー。左足でのパンチのあるシュートも武器」と紹介。今季ここまでJ1最小得点(15ゴール)となってしまっていることもあり、彼にかかる期待は大きいだろう。 エリアスは、前半戦終了時点で降格圏内の19位に沈む京都を救うことができるのか。京都はこの新戦力とともに後半戦での巻き返しを狙う。
構成/ザ・ワールド編集部