旧石川県立図書館の解体先行へ 馳知事「緑地化進め一帯のにぎわい創出を…」
テレビ金沢NEWS
兼六園下にある旧県立図書館などの一帯について石川県の馳知事は、旧図書館を先行して取り壊し緑地化を進める意向を示しました。
金沢市本多町の旧県立図書館やその隣で老朽化が進む県社会福祉会館をめぐっては、馳知事は去年、一帯を緑地化する方針を示しています。
そうした中、行われた県議会の代表質問。 石川県・馳 浩 知事: 「旧図書館の解体を社会福祉会館の解体に先行して行うこと。それに伴う旧図書館の跡地の暫定的な利用を検討してまいります」
県社会福祉会館については、移転先となる金沢西高校のグラウンドへの移転までに4年以上かかることから、来年度以降に先行して旧図書館の解体を行い暫定的な利用を検討する考えを示しました。 石川県・馳 浩 知事: 「緑地化をしたうえでにぎわいを創出し、国立工芸館、県立美術館、歴博(県立歴史博物館)等との回遊性も考えていく」
一方、馳知事は地震からの復興事業を推進する「産学官石川復興プロジェクト会議」について、12月25日の設置を明らかにしています。