NHK受信料の支払率が高い都道府県ランキング。受信料収入は減少へ【最新版】
公共放送として位置づけられているNHKは、受信料が運営の財源となっています。 そのため、テレビ等の受信機を設置した人は、受信料の負担が必要です。 ◆【写真5枚】NHK受信料【支払率ランキング】TOP5はどこ?もっとも低いのは沖縄県で48.4% では、NHKの受信料を支払っている割合が高い都道府県はどこなのでしょうか。 今回は、NHKの受信料を支払っている割合の高い都道府県を、最新の決算資料からランキング形式で解説します。 記事の後半では、NHKの受信料についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
NHKの受信料収入は減少
2024年6月25日、NHKは2023年度の決算を発表しました。 事業収支では、収入6531億円に対して支出額は6668億円で、収支は136億円のマイナスとなっています。 事業収支がマイナスとなった要因は、受信料の減収です。 2022年度の受信料は6725億円に対して、2023年度は6328億円で396億円のマイナスとなりました。 受信機を設置している人に負担をしてもらっているにもかかわらず、受信料の収益がマイナスとなった理由は、2023年10月に1割引き下げられたためです。 では、受信料の支払い率が高い都道府県がどうなっているか確認しましょう。
受信料の支払い率を都道府県ごとにランキング
NHKでは、公平な受信料の負担を依頼しているため、都道府県ごとに受信料の支払い率を公表しています。 都道府県ごとに、受信料の支払い率の高い都道府県と低い都道府県に分けて解説しましょう。 2023年度末における受信料の支払い率は、全国平均で78.6%でした。 では、都道府県ごとの割合を確認しましょう。 ●受信料の支払い率が高い都道府県 受信料の支払い率が高い都道府県トップ5は、以下のとおりです。 ・秋田県:97.6% ・新潟県:94.5% ・島根県:94.3% ・岩手県:94.0% ・鳥取県:92.9% 次に、受信料の支払い率が低くなった都道府県を確認しましょう。 ●受信料の支払い率が低い都道府県 受信料の支払い率が低い都道府県を確認すると、以下の結果となりました。 ・沖縄県:48.4% ・大阪府:65.0% ・東京都:66.6% ・北海道:70.2% ・福岡県:73.1% 上記の都道府県に加えて、神奈川県、京都府、兵庫県が全国平均を下回っていました。 ●受信料の支払い率に差が生じる理由 受信料の支払い率に差が生じる理由を、NHKは以下のように考えています。 ・世帯の引越しや移動数が多く契約できていない ・単身世帯や共同住宅の割合が高く面接できない ・NHKの契約や収納活動にかかわる地域性が異なる 特に、都市部では支払い率が低くなる傾向にあります。 では、現行の受信料はいくらになるか確認しましょう。