ToDoリストをアプリ→紙に切り替えて感じた5つメリットと、それでもデジタルが活躍するシーン
2. 手に負えない仕事量に圧倒されることが減る
デジタルのToDoリストを使うと、いつも最後には圧倒されるような気持ちになっていました。 このような感覚は、間違いなく自分のToDoリストを膨大にしすぎたことで起こっていたと思います。 効果的なToDoリストを作成する方法はいくつかあると思いますが、やるべきことを手で紙に書き出すというシンプルなやり方が、自分にとって一番簡単だと気づきました。 人によって違うと思いますが、私と同じようなタイプの人は、紙のToDoリストに変えてみるといいでしょう。
3. 手書きのToDoリストのほうが集中できる
デジタルのToDoリストを使うもう1つの大きな問題は、手書きを使う時よりもはるかに先延ばししやすくなることです。 私の中では、デジタルのToDoリストではタスクを真剣に考えられず、手書きの方がより意識するのではないかと思っています(先ほども書いたように)。 理由はどうあれ、手書きのほうがタスクにはるかに集中しやすいことがわかりました。 これは、私がオーディオブックを聞いたり、Kindleで読んだりするよりも、紙の本を読むのが好きなのと同じ理由です。紙のノートに日記をつけるのと、デジタルのノートに日記をつけるのも同じです。 テクノロジーは間違いなく私たちの生活を合理化してくれていますが、時にはアナログのほうがいいものもあります。
4. アプリの切り替えが必要ない
Cal Newportの「ディープ・ワーク」を読んでから、アプリの切り替えやマルチタスクについてかなり意識するようになりました(こちらの記事で私がディープ・ワークをするために試行錯誤したTIPSを紹介しています)。 デスクトップアプリをダウンロードし、ウェブ版を使い、iPadでもアプリを使いましたが、毎回別のアプリもチェックしなければならないことにはイライラさせられます。 紙のToDoリストを試してみて一番よかったのは、デジタルのようにアプリの切り替えを我慢しなくて済むことです。 ノートを開いて、完了したタスクにチェックをするだけ。1日の終わりにあった、頭の中のモヤモヤした霧が晴れたと言ったら大げさかもしれませんが、以前よりは確実に減りました。 すべてを備えた生産性向上系アプリを使っている人でも、紙のToDoリストを使ってみて、違いを感じてみることを強くおすすめします。