ソフトバンク中村晃、通算1500安打に照準 慣れない代打稼業に苦戦「今年の経験を忘れず」 ハワイV旅行から帰国の途
◆ソフトバンク優勝旅行 15日(日本時間16日)米ハワイ州ホノルル ソフトバンクの中村晃が来季の目標に通算1500安打を定めた。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 来季、プロ18年目を迎えるバットマンは通算1427安打。2014年には最多安打のタイトルに輝いたが、今季は代打での出場が中心で40安打にとどまった。区切りに数字まで残り73本に迫り「そこをまず目標に。近い目標があるので、達成できるように来年はやりたいなと思います」と力を込めた。 今季は山川穂高の加入により、一塁のレギュラーではなく、スタメンは30試合にとどまった。打率2割2分1厘、12シーズンぶりに本塁打なしと決して納得いく数字ではなかった。慣れない代打稼業にも苦戦。「個人的にはもう少しやれると思うし、課題は多い。そんなに簡単には成功しないと思うし、今年の経験を忘れず、来年につなげられるようにしていきたい」と語った。 通算1500安打は過去に138人が達成。321人の1000安打からグッと絞られる。「やっぱり1500ぐらいから減っていくのでそこは達成したい。いいモチベーションでできると思う」。一塁のレギュラーは打撃2冠の山川が指名されており、厳しい立場に変わりはない。「スタメンで出るにしても出ないにしても打たないといけないのは変わらない。バッティングでしっかり結果を出せるように」。7年ぶりに参加したV旅行では家族でシュノーケリングや映画ジュラシック・パークのロケ地などを楽しみ、15日に帰国の途に就いた。(小畑大悟) 【#OTTOソフトバンク情報】
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