10代の若者がアプリ開発で地域の「ワガママ」実現に挑戦!
株式会社IRODORIは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジのApp Inventor Foundationと共催し、日本の10代が地域課題を解決するアプリ開発に挑戦する「Japan Wagamama Awards 2025」を開催すると発表した。 Japan Wagamama Awardsは、10代の若者が「たった一人」のワガママをかなえるアプリを開発し、地域社会の課題解決を目指すものだ。同プログラムでは、ワガママを日々の暮らしの中で諦めていることや我慢していること、「こうなったらいいな」という願いとして定義している。 参加者は、MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発したプログラミングツール「MIT App Inventor」を利用してスマートフォン用アプリを開発する。同ツールは、Webブラウザー上でブロックを組み合わせてプログラミングができるのが特徴で、200を超える国と地域で2100万のユーザーが利用しているという。 この取り組みは、文部科学省と複数の自治体の後援を受けており、福島県須賀川市や茨城県鉾田市などが体験会やサポートを実施する。また、同アワードでは、地域の事業者や企業・個人からスポンサーを募り、地域全体が一体となって若者たちの挑戦を後押しする仕組みを構築する。 Japan Wagamama Awardsへの参加エントリーは、2024年12月9日(月)から開始され、予選を通過したチームは、2025年2月に開催される国内予選でプレゼンテーションを実施する。国内予選通過者には、サミットへの伴走支援が提供され、7月にマサチューセッツ州ケンブリッジで開催されるMIT AI & Education Summitでのプレゼンテーションに挑む。 IRODORIはこの取り組みを通じて、地域の若者たちがグローバルな視点を持ち、地域と世界の両方に影響を与える力を育成することを目指している。
こどもとIT,編集部