凱旋門賞で競走中止アヤザークの死因は「急性心不全」フランスギャロが検死の結果を発表
フランスギャロは凱旋門賞で競走を中止したアヤザークの死因について、急性心不全だったと発表した。15日、「パリチュルフ」電子版が伝えている。 10月6日の凱旋門賞(パリロンシャン競馬場)で、アヤザークは残り1400メートルの地点で急失速。その後すぐ、競馬場の獣医によって死亡が確認されていた。フランスギャロによると、翌朝行われた検死の結果、悲劇的な出来事の原因は急性心不全であったこと、また、レース前後に行われたドーピング検査はすべて陰性であったことが報告されている。「この報告書の結論を伝えられたオーナー、そして、日々世話をしていたフアシェ調教師と彼のチームに対し、心から哀悼の意を表します」というメッセージも送られた。 アヤザーク(父ザラク)は5歳になった今年4月のガネー賞でG1初制覇。昨年(14着)に続く2年連続の参戦だった凱旋門賞を最後に現役を引退し、種牡馬入りすることが決まっていた。