車を所有しながら都内で暮らすのはキツイですか…?「月給23万円」ですが、車持ちでも生活できるでしょうか?
都内で一人暮らしを始めるにあたり、車を所有しながら月給23万円での生活が可能かどうかは、車の維持費と東京での生活費を合わせて考える必要があります。 そこで今回は、単身世帯の平均支出を参考に、月給23万円で車を所有しながら、都内で一人暮らしができるのかについて検証します。東京都にお住まいで車を保有している方は、ぜひ参考にしてください。 ▼アパートの1階と2階で「家賃」はどれだけ変わる? 1階暮らしのメリット・デメリットも紹介
月給23万円の手取り額と、一人暮らしにかかる平均支出について
一般的に、社会保険料や所得税などを差し引いた実際の手取り額は、月給の75~85%程度といわれています。この割合を基に計算すると、月給23万円の手取りはおよそ17万2500円~19万5500円で、実際に使える金額となります。 総務省統計局が行った2023年の家計調査(家計収支編)によると、34歳以下の単身世帯の主な支出の平均額は以下の通りです。 住居:3万6954円 食料:3万8666円 光熱・水道:1万119円 交通・通信:2万1403円 教養娯楽:2万2342円 交際:1万83円 34歳以下の単身世帯における1ヶ月の消費支出が、合計17万281円のようです。これはあくまで平均値であり、実際の支出は個人の生活スタイルに左右されますが、一人暮らしの目安としてください。
毎月車にかかる費用
車を所有する場合、ガソリン代や車検費用などの維持費や、駐車場の利用料金が必要になります。ここでは、東京都台東区で軽自動車にかかる平均費用を想定し、解説します。 ソニー損害保険株式会社が実施した「全国カーライフ実態調査」によると、軽自動車にかかる毎月の維持費(保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代など)の平均は1万1000円でした。 さらに、東京都台東区の軽自動車税及び自動車重量税は1万4100円、自賠責保険は1万7540円(保険期間が24ヶ月の場合)です。自動車税については、平成27年4月1日以降に最初の車両番号の指定を受けた(新規検査を受けた)車両として算出しています。 東京都台東区で駐車場にかかる1ヶ月の平均費用は、3~4万円ほどです。東京都とひと口にいっても、地域によって駐車場代には幅があるため、目安として参考にしてください。