新NISAで買える投信(6)、同じ先進国株式インデックスでパフォーマンスが異なる要因とは?
「成長投資枠」の対象銘柄(ETFなど上場銘柄を除く)は、現在1880銘柄もある(2024年3月5日現在)。1本1本についてその投資戦略の内容を吟味していくことは現実的ではない。ウエルスアドバイザーのサイトでは、「カテゴリー」や「レーティング」などでスクリーニングして投資対象を絞り込んで比較検討することが容易だ。今回は、「レーティング」を使って、カテゴリー内で上位10%以内の成績を収めている「5ツ星(☆☆☆☆☆)」に絞ってファンドを検討した。「カテゴリー」で絞ると、「国内株」「国際株」「国際債券」などと気になる「カテゴリー」で対象商品を絞り込むこともできる。
より良い成績をめざして、自身で納得のいく商品を選ぶためには、投資対象ファンドについて、その投資対象の範囲や銘柄選定のルールや考え方など、そのファンドの運用について調べて理解することが必要だ。このステップを抜きにしては、資産運用で成功すること、長期に資産運用を続けることも難しくなるだろう。一般に公開されている無料のツールを使っても、投資対象を絞り込むことは可能だ。ウエルスアドバイザーの「NISA対象商品一覧」なども活用して、納得のいく投資対象に巡り会っていただきたい。(グラフは、「成長投資枠」対象ファンドの代表的な先進国ESGインデックスファンドのパフォーマンス推移)
ウエルスアドバイザー