ラップレコード達成!「ABT(アプト)R8 XGT」がフェラーリ 296GTBとポルシェ911GT2 RSを超えた!
「ABT(アプト) R8 XGT」がラウジッツリンクで新記録を樹立。アプトはレーシングカー「アウディR8 GT2」をベースにした「ABT(アプト) R8 XGT」を公道に解き放つ。
毎年、アプトチームは既成概念にとらわれず、一発勝負を仕掛けてくる。DTMの成功について話しているのではない。そう、アブトにはそれができるのだ。リアルレーシングを公道に解き放つ! ラップレコード達成!「ABT(アプト)R8 XGT」がフェラーリ 296GTBとポルシェ911GT2 RSを超えた!
公道でのモータースポーツ
2023年半ばにナンバープレート付きの「R8 GT2」の写真が公開されると、アウディの新しい「スーパーR8」が登場するのではないかと噂された。特にフランク スティップラーがステアリングを握る姿が目撃されたからだ。しかし、そこには何もなく、それはアプトスポーツラインの仕事だった。アウディスポーツカスタマーレーシングの消滅後、アールゲーウに本拠を置くこの会社は、最後の99台の「GT2レーシングカー」をそのまま買い取り、「モータースポーツを公道で」という永遠の信条を「XGT」という形で実現した。そして今回は、「もしもの時」も「でも」の時もない。「R8」チューニングではなく、本物の「GT2」のレーシングテクノロジーを公道で使えるようにしたのだ!
ハンス ユルゲン アプト、マネージングディレクターのトーマス ビアマイヤー、パートナーのクリスチャン シェーラーは、2年前にこのアイデアを思いついた。レースのプロフェッショナルであるケルヴィン ファン デル リンデ、マルティン トムチク、フランク スティップラー、リカルド フェラーが、開発ドライブ中に交代でステアリングを握った。約40の個別承認があり、数ヶ月にわたる承認プロセスは従来の車両開発の範囲を超えたものだった。技術的な改良には、熱管理や車両診断システムといった複雑な側面も含まれていた。さらに、タンクシステム、ハンドブレーキ、セントラルロック、エアコン、イモビライザーをシリーズから統合し、プロダクトモデルの計器クラスターを取り付ける必要があった。
レーシングカーのようなコックピット
本物の「GT2」レーシングカーと比べると、センターコンソールは整然としており(イグニッション、リバースギア、ペダルボックスの調整)、ステアリングホイールは上部が開いているため、レーサーよりもはるかにごちゃごちゃしていない。スタートボタン、トラクションコントロール、ホーンはここにある。インジケーターとワイパーレバーは通常の「R8」と同じ。しかし、それだけではない。騒音とCO2の問題を回避するため、ランボ製エキゾーストシステムが改造され、KBAの排ガス規制を満たすように適合されている。
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