SKE48・荒井優希 親友・遠藤有栖相手に王座防衛「成長に置いてかれたくない気持ち強かった」
「プロレス・東京女子」(8日、名古屋国際会議場イベントホール) 第12代インターナショナル・プリンセス王者の荒井優希が、自身が所属するSKE48のお膝元・名古屋で、現プリンセスタッグ王者の遠藤有栖を挑戦者に迎えて4度目の防衛戦を行った。 デビューも近く、同い年で親友の遠藤とは「いつかタイトルマッチがしたい」と誓い合い、ついに実現した一戦。14日に地元・会津若松への凱旋を控え、2本のベルトを持って帰りたい遠藤にもアウェーと思えないほどの歓声が飛んだ。 並々ならぬ気合が入った遠藤のキャメルクラッチに苦しめられた荒井だが、什の掟は最後まで決めさせず。Finallyも一度はブロックされたが慌てずに再びFinallyをブチ込む進化を見せ、15分48秒、正調のFinallyからの片エビ固めで4度目の防衛に成功した。 荒井は「(遠藤は)すごい刺激を与えてくれた選手。やっぱり負けたくないって気持ちと、有栖ちゃんの成長に置いてかれたくないって気持ちがすごい強かった」と親友への意地を吐露。「もっともっと防衛していきたい」という荒井の前に同世代の宮本もかが現れ挑戦を表明し、9・22幕張メッセ大会でのタイトルマッチが決定した。 宮本とは7・20後楽園ホール大会でプリンセスタッグ王座に挑戦した間柄。今度は挑戦を受けることになった荒井は「同世代と言われる選手と切磋琢磨(せっさたくま)し合えることが自分をここまで成長させてくれた。もかさんとの試合は熱くなれるっていうのは遺伝子レベルで組み込まれているので、すごいワクワクしている」と、闘志をみなぎらせていた。