俳優・中村ゆりさんがアートの中でみそ作りを体験?!
体験:発酵食品で美を育む「ハナマルキみそ作り体験館」
大自然の中に突如現れるアートの中でみそ作りを体験 すっかり寒くなりました。皆様いかがお過ごしですか? 私は、さまざまな映像作品の撮影に参加しながら、趣味のアートやサウナ巡りを楽しむ日々です。次はどこへ行こうかと探す中で見つけたのが、左の写真の建物! 雪山のようなフォルムにこだわって建築されたという、長野県の「ハナマルキみそ作り体験館」。ここでみそについて学ぶというギャップが素敵です。みそといえば美容健康にいい発酵食品。普段からぬか漬けを手作りしていることもあり、みそ作りも体験したい! と、連載で訪ねることが実現しました。 【写真9枚】この記事で紹介した、中村ゆりさんの味噌づくり体験の写真はこちらからチェック 内装もアートのように素敵な建物の中で、まずはみその歴史や材料について学び、その後、みそ作りを体験。麹に塩を混ぜるところから始まり、大豆をつぶしてしっかり混ぜて、酵母を加えて…という、すべての仕込みを体験させていただきました! そして…3か月後、熟成されたみそが到着。「色・香りともに素晴らしく、立派なおみそに仕上がりました。“おみそ知る先生”と認定させていただきます」というコメント、認定証と共に(笑)。ありがとうございます。もちろん味は感動的なおいしさ! 美しい景色と建築物を堪能し、知識が増えて手作りみそまで味わえる、何粒もおいしい観光スポットです。 1.みそについて学んだ後さっそくみそ作り 隣接するハナマルキ伊那工場を見学してから、体験館1Fにあるシアタールームで、みその基礎知識を学び、体験館2Fへ。エプロンをつけて準備します。 2.大豆に加える米麹と塩をよく混ぜ合わせる まずは大きなビニール袋に米麹と塩を入れ、よく混ぜ合わせます。麹は大豆を分解し、発酵を進めるために欠かせないものだそう。塩は腐敗を防ぐ役割。 3.蒸した大豆をミンチ用の機械でつぶす あらかじめ用意いただいている蒸し大豆をミンチ用の機械に入れてつぶします。たくさんの大豆があっという間に、モンブランのようなペーストに。 4.ペースト状の大豆を計量 あらかじめ用意いただいている大豆ペーストも追加して、1,440gの目安量を用意します。1回の体験でこんなにたくさんのみそが作れるんだ! と興奮。 5.麹に加えてこね、さらに酵母も加えてこねる 麹が入ったビニール袋に大豆ペーストを全部加え、均一にこねたら、さらに発酵のための酵母も加えてこねます。筋がいいと褒めていただきました! 6.袋ごと容器に入れて3か月熟成させる 袋の中の空気を抜いて容器に袋ごと入れて、口を輪ゴムでしばります。木ぶたと重石を乗せ、あとは専用の発酵室で3か月熟成させると完成します。 7.ハナマルキの製品やグッズ販売コーナーも みそや塩こうじなどのハナマルキ製品と、おしゃれでかわいいみそ作り体験館オリジナルグッズを入手できるコーナーも。いろいろ購入してしまいました。 8.世界にひとつの手作りみそが届きました! 3か月後、待ちに待った完成品が到着しました。「よくこねるとまろやかになってコクも出ます」と言われたとおり、絶品! 頑張った甲斐がありました。
ハナマルキ みそ作り体験館
長野県伊那市西箕輪2701 月・水・金・土(他特別開館日あり・年末年始休)。 10:00~と13:30~の2部制、各120分。体験料¥3,500~¥5,100 開催日の2か月前より7日前まで受付。 詳細・予約は公式サイトへ Profile Yuri Nakamura 俳優。1982年、大阪府出身。Netflixオリジナルの出演ドラマ『さよならのつづき』が好評配信中で、2025年の新作ロマンスシリーズにも出演予定。TVドラマ『マイダイアリー』(テレビ朝日)に出演中。月~金夜のミニ番組『私の幸福時間』(テレビ朝日)ではナレーションを務める。