大学生の娘がいます。学生なので「国民年金保険料」は猶予されていますが、子どもの分を親が払っても問題ないのでしょうか?
子どもの分の国民年金保険料は親が支払える! 節税などのメリットもあり
学生は、学生納付特例制度を申請して国民年金保険料の支払いの猶予が受けられます。保険料を猶予された期間については、10年以内であれば追納して、将来受け取る年金額を満額にできます。国民年金保険料は、親が子どもの代わりに支払っても問題ありません。 親が子どもの保険料を支払うことには、追納による加算額の上乗せや将来の年金額が減額されるのを防げるメリットがあります。また保険料の支払いは社会保険料控除の対象となり、節税にもつながります。 追納以外にも、子どもの保険料を前納でまとめて支払う場合は、子どもが就職して厚生年金に加入した際に保険料が重複してしまう場合がある点に注意が必要です。保険料の還付および年末調整や確定申告の修正が必要になる場合があるので適切に対処しましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部