あめブランド「カンロ飴」使った日本料理、恵比寿「賛否両論」で限定提供
恵比寿の日本料理店「賛否両論」(渋谷区恵比寿2)は12月2日から、あめブランド「カンロ飴(あめ)」を使った料理を提供している。(シブヤ経済新聞) 【写真】「賛否両論」店主の笠原将弘さん カンロ(新宿区)が1995(平成7)年に発売し2025年に発売70周年を迎えるカンロ飴は、砂糖・水あめ・しょうゆ・食塩で作られているため「調味料代わりになる」という。同社はコロナ禍で在宅が時間が増えた2020年に「カンロ飴食堂」というサイトを開設し、同商品を使ったレシピを紹介している。 今回、「和食離れが進んでいる」ことを背景に、今年開店20周年を迎えた同店の店主・笠原将弘さんとコラボレーションすることで「新たな和食の楽しみ方」の提案を図る。コラボレーションメニューのレシピは、同サイトでも公開している。 コラボレーションメニューは、コース内の料理として提供。水・酒・しょうゆと一緒に溶かしたカンロ飴をたれに使う「鶏レンコンとしめじの甘ダレがらめ」、酢や薄口しょうゆなどと昆布のエキスも入っている塩カンロ飴を溶かし、ゴボウとエノキを漬ける「たたきごぼうとえのきの甘酢漬け」、カンロ飴と塩カンロ飴をそれぞれ時漬けに使う「鶏そぼろ三食丼」の3品。料金は、ランチ=7,500円、9,500円、ディナー=9,500円、1万2,000円。 笠原さんは「この機会にご家庭でも作っていただき、日本料理に馴染みのないお子さまにも食べてもらいたい。今回のコラボレーションを機に、1人でも多くの方に日本料理を好きになってもらえることを願っている」とコメントを寄せる。 営業時間は、18時~、18時30分~(土曜はランチ12時~も営業)。日曜定休。今月25日まで。
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