十両白熊がホンマグロを爆食いも師匠の元横綱稀勢の里に三番稽古で5勝7敗と負け越し
大相撲の十両白熊(25=二所ノ関)が5日、茨城・阿見町の部屋で師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)と三番稽古を行い、連続12番取って5勝7敗と負け越した。けんか四つの師匠に対し、得意の右四つに組み止められなかったり、組み止めても圧力負けしたりと、いきなり6連敗。引退から6年になる師匠に、体力で勝る後半は巻き返したが「歯が立たなかった。立ち合いからの攻めの速さが全然違う」と、反省しきりだった。 稽古後は、この日、東京・江東区の豊洲市場で行われた「初競り」で落札された、126キロの青森・大間産のホンマグロ(クロマグロ)に舌鼓を打ち「うまみがすごい!」と、うれしそうに話した。職人が握った中トロや大トロなどのすしを、次々と胃袋に流し込んだ。昨年に続いてホンマグロの解体ショーが部屋で行われ、後援者らと親交を温めたが、白熊は昨年は80貫も食べたという。この日も、うれしそうに、後援者らと交流しつつ、合間を見ては食べ続けていた。【高田文太】