「強盗に刃物で襲われた」は真っ赤なウソ スーパーの警備員が強盗被害 “自作自演”(静岡市)
10日明け方、静岡市駿河区のスーパーで「警備員が刃物で脅され金を奪われた」との通報が警察にありましたが、その後の捜査で警備員の男の自作自演だったことがわかり男が逮捕されました。 偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、静岡市清水区の警備員の男(51)です。 男は、10日午前4時半ごろ、静岡市駿河区の大型スーパーで強盗被害に遭ったなどと虚偽の申告をして、警察の業務を妨害した疑いがもたれています。 男は、当初、職場の同僚に「外国人風の男に胸ぐらをつかまれて150円を奪われ、カッターのようなもので切り付けられた」などと説明し、同僚が警察に通報していました。 男の衣服にはカッターで切ったような跡があったものの、話に矛盾があったことなどから、警察が追及すると嘘をついていたことを認めたということです。 警察は、男が強盗事件を装った経緯などを調べています。