リーシーズNABCオールスターゲームに出場した富永/写真は現地3月15日のインディアナ大戦[写真] = Getty Images

　4月6日（現地時間5日）、NCAA男子バスケットボールのシニア（最上級生）によるオールスターゲーム「リーシーズNABCオールスターゲーム」が開催され、ネブラスカ大・富永啓生擁するリーシーズ・オールスター・ウェストとリーシーズ・オールスター・イーストが激突した。 　NCAAディビジョン1の各大学からシニア（4年生）の実力者20名が選出されたこの一戦。富永はベンチから出場し、前半開始7分に得意のジャンパーを決めると、積極的に3ポイントシュートも狙っていく。終盤に再びコートへ投入された富永は残り3分に2本目のジャンパーを決め切り、39－44とウェストの5点ビハインドで試合を折り返した。 　迎えた後半、富永は開幕からコートに。互角の戦いが展開されるなか、中盤からウェストがテンポ良くスコアを重ねてリードをつかむと、残り約5分に富永が待望の3ポイントを炸裂。続いてレイアップも沈めて点差を拡大していき、最終スコア87－75でウェストが勝利を飾った。 　14分4秒にわたって出場した富永は、代名詞の3点弾も決めて9得点3リバウンドをマーク。試合終了間際にはブザービーターの3ポイントシュートがセットアップされ、惜しくもリングを射抜くことはできなかったものの、前日の3ポイントコンテストに続いて観客に興奮を届けた。