辺野古沿岸の新海域で土砂投入 反対の沖縄県「進捗を注視」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、政府は13日、新たに「辺野古崎」の沿岸海域で土砂投入を開始した。政府や県の関係者が明らかにした。政府は、これまで沿岸部南側にのみ土砂を投入しており、この海域では埋め立てをほぼ完了している。移設に反対する県は「工事の進捗を注視する」としている。 政府は、辺野古崎沿岸での土砂投入に向け、2月から護岸造成工事を進めていた。関係者によると、埋め立てが終われば、沿岸部南側に仮置きしている土砂を大浦湾側に運びやすくなり、工事が加速する見通し。