カープの若手ホープは? 広島、来季のブレイク候補(3)未来を担うエース候補も
今季は夏場まで好調を維持したが、9月の歴史的大失速で無念の4位に終わった広島東洋カープ。新井貴浩監督が就任3年目を迎える来季は、この悔しさを晴らしたいところだ。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる広島の選手を紹介する。
常廣羽也斗
投打:右投右打 身長/体重:180cm/77kg 生年月日:2001年9月18日 経歴:大分舞鶴高 - 青山学院大 ドラフト:2023年ドラフト1位 ルーキーイヤーの今季、一軍で白星を挙げた常廣羽也斗。来季の活躍を期待したい若手右腕だ。 青山学院大から、2023年ドラフト1位で広島東洋カープに入団。最速150キロ超の即戦力右腕として期待された。 ただ、5月からファームで実戦登板を果たすも、打ち込まれる日々が続いた。それでも、9月6日のソフトバンク戦で完封勝利をマーク。 同月15日に一軍昇格を果たすと、同日のDeNA戦でプロ初登板初先発。ストレートやフォークなどを駆使し、5回1失点の好投でプロ初勝利を挙げた。 同29日の中日戦でも6回2失点の投球を見せ、一軍では2試合の先発登板で1勝0敗、防御率2.45。出遅れこそあったが、今季は終盤戦に実力を発揮した。 今オフには九里亜蓮がオリックス・バファローズにFA移籍し、来季は若手先発陣の台頭が必須。常廣も、当然その一人として活躍が求められる。
ベースボールチャンネル編集部