「市長になったという実感」広沢新市長が笑顔で初登庁 市民税減税は議会各会派とすり合わせをしたい
テレビ愛知
名古屋市長選挙は河村前市長が後継指名した元副市長の広沢一郎さんが、自民、公明、国民、立憲の4党が推薦した大塚耕平さんに13万票以上の差をつけ初当選しました。 支持政党別の投票先では、大塚さんの古巣の国民民主党の支持層は大塚さんに入れたと答えた人の倍以上が広沢さんに入れたと答えています。 投票率は39.63%で、3年前の前回を2.49ポイント下回りました。 初当選を果たした広沢一郎さん、一夜明けてさっそく市長としての公務が始まりました。
選挙から1夜明けた午前8時半すぎ、東区の事務所で報道陣の取材に応じ、河村たかし前市長とともに喜びを語りました。 名古屋市 広沢一郎新市長: 「市長になったんだなという実感がじわじわとわいて来たので、マニフェストで掲げた項目を着実になるべく早く進めたい」 名古屋市 河村たかし前市長: 「2兆円の予算をどう使っていくかは、非常にいいことができるので困っている人などに愛情を持って接してほしい、市民に」 その後、名古屋市役所で、市の選挙管理委員長から当選証書を受け取りました。続いて、職員約400人が出迎えるなか笑顔で初登庁しました。市長室に入り、イスに座った感想は… 名古屋市 広沢一郎新市長: 「大変座り心地のいいイスですね。コアラでも置こうかな…」
このあと各会派の市議会議員にあいさつしました。肝いりの「10%減税」については… 名古屋市 広沢一郎新市長: 「市民のため、というここはもとより共通していることなので、そこが同じであればどこかに一致点が見いだせると考えているので、各会派の皆さんとすり合わせをしていきたい」 自民党名古屋市議団 藤田和秀団長: 「広沢さんが一致点をと言っているのであれば、一致点が何かを聞かないと。即座に反対という判断はしていない」 河村前市長が対立を続けてきた市議会とどう向き合うのか手腕が問われます。
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