岩手県高総体、総合開会式廃止を決定 「風物詩」惜しむ声も
岩手県高体連(会長・木村基盛岡三校長)は7日、県高校総体の2025年度以降の総合開会式廃止を正式決定した。新型コロナウイルス禍などで近年、中止や縮小が続き、大規模な開催を経験したことがない生徒はおおむね冷静に受け止めた。かつては応援の生徒が会場を埋め「高校生の祭典」の幕開けを彩ってきただけに惜しむ声もあった。 盛岡市内で同日開かれた臨時評議員会で決定した。選手の負担軽減、経済的負担や時間的制約の大きさが廃止の主な理由。来年度からは、競技ごとに開始式を行う。