野菜高騰いつまで? “激安スーパー”でもトマト1個で162円、梨の「特売」できず お買い得な野菜2選【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
異常な暑さや大雨の影響で、野菜の値段が高い状態が続きます。困っているのは消費者だけはなく、安く売りたくても売れないスーパーも同様です。実売価格やお買い得な野菜について、農林水産省のデータや店頭で調べました。高値はいつまで続くのでしょうか? *Podcastできく*暑さと大雨で野菜高騰…お買い得なのは?【#みんなのギモン】 そこで今回の#みんなのギモンでは、「暑さで野菜が高い…いつまで?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。 ●軒並み野菜高騰 特売できない? ●これからが旬 お買い得なのは?
■10月に入っても…熱中症に要注意
加納美也子・日本テレビ解説委員 「2日も本当に暑かったですよね。東京都心では朝からよく晴れ、午前中に30℃を超えて最高気温は31.9℃と真夏並みの暑さとなりました。(都内の公園では)子どもたちも半袖で元気いっぱい遊んでいましたが、まだまだ熱中症には注意が必要です」 「野菜の価格にも影響するこの暑さは、いつまで続くのでしょうか。東京都心の、この先の予想最高気温を見ていきます。3日は26℃の予想で、暑さは少し落ち着きそうですが、夏日です。4日になると30℃、その後も(8日までは)同じくらいの暑さが続く予想です」 鈴江奈々アナウンサー 「もう10月なのに、という感じもしますし、こういったジグザグの気温だと体調管理も難しいですし、野菜の生育にも影響が出ていそうですよね」
■異常な暑さや大雨が価格に影響
加納解説委員 「農林水産省によると、先週の野菜の販売価格の全国平均が平年より高かったのは、ニンジン(平年比108%)、きゅうり(同113%)、ネギ(同115%)、レタス(同119%)、タマネギ(同124%)、ジャガイモ(同127%)、トマト(同139%)でした」 鈴江アナウンサー 「高くてなかなか手が出ないですよね」 加納解説委員 「夏の異常な暑さが、こうした価格に影響しています。産地によっては大雨の影響も受けているということです。実際の販売価格はいくらなのでしょうか?」 「2日取材した、激安が売りの埼玉県内のスーパー『ラーテルマルサン武里店』では、トマトは1個で162円、きゅうりは3本で270円でした。ニンジンは1袋151円、ネギは1袋211円、レタスは1個183円、タマネギは1袋215円、ジャガイモは1袋270円でした」 「ちょっと高いなという感じがしますが、桐谷さんも普段お買い物して感じますか?」 桐谷美玲キャスター 「息子がブロッコリーをよく食べるので、切らさないように買いますが、以前よりも高くなってるなと感じています。230円くらいするのかな…」 森圭介アナウンサー 「ゆでるのも大変なので、わが家では価格が大分安定している冷凍を使っています。トマトも、ホールトマトを缶詰で煮込んでいます。しょうがないです」