「論理的な判断は不可能」イングランド代表指揮官、EURO後の進退に言及「この5、6週間は…」【ユーロ2024】
UEFAユーロ2024(EURO2024)もいよいよ決勝戦を残すのみとなり、イングランド代表とスペイン代表は現地時間14日に大会覇者の座をかけて戦う。この一戦を前に、イングランドを率いるガレス・サウスゲート監督が12日に記者会見に臨んだ。英メディア『Sky Sports』がこの模様を報じている。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024) 3年前のユーロ2020に続き、イングランドは2大会連続で決勝進出を決めている。前回はイタリア代表にPK戦の末敗れたが、史上初の欧州選手権制覇にあと一歩まで迫った。今大会も内容に苦しみながら同じところまで到達し、悲願の達成を再び目前に控えている。 ここまでチームを導いたサウスゲートに対し、様々なメディアがその進退を報じている。米メディア『ESPN』は12日にイングランドサッカー協会(FA)の意向として、「2026年のFIFAワールドカップも同氏にチームを率いてほしいと考えている」と伝えた。 サウスゲート自身も記者会見でこれに言及し、「今の時点では論理的な判断は不可能だ。この2年間、私はこの大会で優勝することだけに集中してきたのだから。この5、6週間はまさにジェットコースターのような日々だったので、この試合のためにチームを準備すること以外は、自分でもよくわからない」と答えている。 また、決勝戦にかかるプレッシャーについて聞かれると、「私たちはこの出来事の重大さから少し距離を置いて、プロとしての焦点を保たなければならない。そうしなければ、その重大さに圧倒されてしまう」と胸の内を明かした。 間もなく行われるユーロ2024ファイナルの結果とあわせて、イングランド指揮官の去就にも注目が集まっている。
フットボールチャンネル編集部