モラタの公式戦デビュー弾などで敗色濃厚からドロー、ミランは引き分けスタート【セリエA】
ミランは17日、セリエA開幕節でトリノをホームに迎え、2-2で引き分けた。 昨季2位のミランはピオリ監督と袖を分かち、フォンセカ新監督を招へい。精神的支柱のジルーが去り、ユーロ優勝を果たしたモラタを獲得した中、そのモラタはベンチスタートとなった。 昨季9位のトリノに対し、3トップにヨビッチ、レオン、チュクウェゼと並べたミランは立ち上がりの主導権争いを経て7分、CKの流れからレオンが際どいシュートを放って牽制した。 その後はポゼッションを譲ったミランは15分、サパタのミドルでゴールを脅かされると、20分以降は徐々に押し込む時間を増やしていった。 しかし30分に失点。サパタのクロスを頭で合わせたベッラノーバのシュートがゴールラインを割っており失点となった。 さらに38分にもCKからサパタのヘディングシュートでゴールを脅かされたミランは、41分にレオンがロングカウンターからGKと一対一となったが、シュートはミリンコビッチ=サビッチに止められ、1点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、前がかるミランだったが、なかなか好機を生み出せず60分に3枚替え。モラタ、テオ・エルナンデス、ラインデルスを投入した。 すると63分、ボックス左に侵入したモラタがココに倒されてPKを獲得しかけるも、VARの末にノーファウルと判定されて取り消しに。 同点の好機を逸したミランは68分、リードを広げられる。ラザロの左クロスからサパタにヘディングシュートを決められた。 81分にはラインデルスのミドルのルーズボールにモラタが詰めるもオフサイドに阻まれ、万事休すかと思われたが、ここから意地を見せる。 89分に正真正銘モラタが移籍後初ゴールを挙げると、追加タイム5分に同点弾。ムサの右クロスにオカフォーがボレーで合わせた。敗色濃厚から辛くも引き分け、ドロー発進としている。 ミラン 2-2 トリノ 【ミラン】 アルバロ・モラタ(後44) ノア・オカフォー(後50) 【トリノ】 OG(前32) ドゥバン・サパタ(後23)
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