約7日間氷が解けない! 魔法瓶メーカーが「本気のクーラーボックス」新発売
アウトドアや屋外イベントなどで重宝するクーラーボックス。創業74年の老舗魔法瓶メーカー・ピーコック魔法瓶から、魔法瓶構造を採用した「本気のクーラーボックス」が登場しました。 【写真】抜群の保冷性能と堅牢性を備えたクーラーバケットの機能性を見る(全14枚)
約7日間も氷が残る? 魔法瓶ならではの保冷力
今回発売されたのは、「クーラーバケット IGN-100」(税込3万3000円)というクーラーボックス。今年2月に開催された「第97回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2024」で、新製品コンテスト準大賞を受賞した注目商品です。 なんといっても特徴は、圧倒的な断熱性を持つ魔法瓶構造。本体の「真空の壁」が内気と外気をシャットアウトし、気体による熱伝導率を限りなくゼロに近づけます。実際に、27℃前後の環境下で5kgの氷を同商品に入れて庫内の温度を観測。すると、約7日間も0℃をキープし続けるという結果が得られました。もちろん氷も7日間残存しています。 また65℃の環境下でも、他社製品と比べて約2倍の氷が残ることが確認されており、圧倒的な保冷力を見せつける結果になりました。
キャンプに必要な食材もこれ1つで!
アウトドアには嬉しい容量の大きさもポイント。商品本体の重量は約4.7kgで、サイズは約32(幅)×29(奥行)×37(高さ)cm。350mLの缶飲料が16本、1.1kgの袋氷なら5袋分入る約10Lの大容量モデルです。1台での使用なら、ソロキャンプからデュオキャンプの食材保冷にちょうどいいサイズ感。
機能性抜群! 椅子やテーブルとしても活用できる
もちろん水漏れ防止機能も完璧。3点のふた止め具と、パッキンによる完全止水構造で転倒時の水漏れを防止します。 調圧弁も付いているので、温かい物を入れた際に内部が減圧して蓋が開けにくくなる現象も解消。底には地面に直接置いても傷つきにくいエラストマー製のカバーがついており、野外での使用に適したスペックです。 クーラーボックスとしての使用はもちろん、アウトドアには嬉しい活用方法も。円形のフォルムは、椅子やテーブルとしての使用も想定した作りになっています。約37cmの高さは、ちょっとした休憩にもぴったり。バーベキューや釣りなど様々な場面で活用できそうです。 機能性と利便性を兼ね備えた「クーラーバケット IGN-100」。温かくなる季節のアウトドアに、ぜひ活用してみてください。
高橋祐希