山陰の秋の夜長を照らす月光…17日の「スーパームーン」薄雲で幻想的に…「月暈」も出現
山陰中央テレビ
18日の山陰地方は、概ね晴れて気温が上がり、8月下旬並みの暑さになったところもありました。夕方は穏やかな天気となった中、午後5時半ごろのちょうど日が沈むころの宍道湖とその周辺の様子です。湖面も穏やかで夕日に照らされて薄紅色に染まっています。 19日は一転して、天気が崩れますのでご注意ください。 さて17日の夜は空をゆっくりと見上げた方も多かったかもしれません。その理由は、秋の夜長に浮かんだ満月です。 しかも2024年のうちで最も地球との距離が近くなり、通常よりも大きく見える「スーパームーン」でした。 米子市の空でも見ることが出来ましたが、うっすらと広がった雲の影響で霞がかって、むしろそれが幻想的に映りました。 またこちらはFNNビデオポストに投稿された出雲市斐川町で撮影されたスーパームーン。その月光でできた光の輪、「月暈(つきがさ)」です。空に浮かんでいた雲を作る「氷の結晶」に月の光が反射、屈折してこのような光の輪ができました。 きのうお伝えした「紫金山・アトラス彗星」と共にこのところの秋の夜空は話題が満載です。 19日は、低気圧から延びる寒冷前線が山陰を通過。このため雨が降り、雷を伴うこともあるでしょう。そして海上の波の高さが5mと予想され、大しけとなりそうです。
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