【東京大賞典】ウシュバテソーロ後方追走から4着で3連覇逃す 3着以下の主な騎手コメント
◆第70回東京大賞典・G1(12月29日、大井・ダート2000メートル、良) 2024年を締めくくる地方競馬の大一番は10頭立てで争われ、3番人気で菅原明良騎手騎乗のウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)は4着。95年に中央との交流競走になってからは、2018~21年に4連覇したオメガパフューム以来、史上2頭目の3連覇を狙っていたが、いつもの後方追走から直線の末脚に懸けたものの上位3頭に及ばなかった。 【データで見る】ウシュバテソーロの血統、戦績 22、23年の連覇のほか、23年に川崎記念、ドバイ・ワールドCを制し、G1級4勝。今年に入ってからはサウジC、ドバイ・ワールドC、日本テレビ盃と2着続きで、前走のブリーダーズCクラシックでは10着に崩れており、勝利は挙げられなかった。 勝ったのは1番人気で坂井瑠星騎手騎手が騎乗したJRAのフォーエバーヤングで勝ちタイムは2分4秒9。2着は2番人気のJRAのウィルソンテソーロ(川田将雅騎手)、3着は4番人気のJRAのラムジェット(三浦皇成騎手)だった。 三浦皇成騎手(ラムジェット=3着)「前走より雰囲気は良くなっていました。ペースが落ち着いたところで、内があいていたので、この馬のリズムで上がっていけました。勝ち馬は強かったですが、日本のダート界のトップ相手に、よく食らいついてくれました。今後が楽しみです」 菅原明良騎手(ウシュバテソーロ=4着)「雰囲気は良かったし、ブリンカー効果で、真面目に走ってくれました。勝負どころで前を射程に入れ、抜けるぐらいの手応えで直線も伸びてはいるのですが。いい競馬はしてくれました」 松山弘平騎手(グランブリッジ=5着)「スタート良く、前向きさもあり、3番手で流れに乗れました。強い牡馬相手に最後までよく頑張ってくれました」 クリストフ・ルメール騎手(デルマソトガケ=6着)「スタートは少し遅れたけど、冷静に走ってくれた。ペースが上がった時に反応できなかったが、直線でまた伸びてはきている」
報知新聞社