鳥栖が今季3勝目! 3発で磐田に快勝…7試合ぶりの完封勝利を果たす
[5.11 J1第13節 磐田 0-3 鳥栖 ヤマハ] J1リーグは11日に第13節を行った。ジュビロ磐田とサガン鳥栖の対戦は、鳥栖が3-0で勝利した。 【動画】松木玖生、笑顔でバースデーケーキまみれに 13位の磐田は、前節・東京ヴェルディ戦で終了間際に失点を喫して4試合ぶりの敗戦。さらに得点ランクトップのFWジャーメイン良が負傷で離脱した。一方、19位に沈む鳥栖は湘南ベルマーレとの下位対決で逆転負け。今季8敗目となった。パリオリンピック出場を決めたU-23日本代表も両チームで先発入り。磐田はDF鈴木海音、鳥栖はDF木村誠二がスタメンに名を連ねた。 序盤から拮抗状態が続く。前半32分、磐田はセットプレーからMF松本昌也が押し込むが、オフサイドポジションのDF松原后がゴールに関与したとみられ、得点は認められない。同37分にはMF平川怜がPA手前から右足ミドル。だが、クロスバーに直撃した。 前半アディショナルタイムに均衡が破れる。鳥栖は左サイドでMF横山歩夢が鋭くカットイン。右足でインスイングのクロスを上げると、敵陣PA内でMF富樫敬真がボールに向かう。競り合った磐田DF鹿沼直生のオウンゴールを誘発し、先制点を奪った。 前半を1-0で折り返すと、鳥栖は後半13分に追加点。自陣でのセットプレーを木村がハイジャンプで跳ね返し、磐田のセカンドボールも奪い切る。左サイドからMF菊地泰智が最前線にロングボール。FWマルセロ・ヒアンが2枚のマークを振り切りながら敵陣PA内に入り、GK坪井湧也の飛び出しをかわすようにチップキックで浮き球をゴールに流し込んだ。 鳥栖は後半22分にDF丸橋祐介を下げ、MF長沼洋一を投入。すると同32分に交代策が的中する。敵陣付近までボールを運び、横山が右足でファーサイドにクロス。GK坪井のキャッチミスから長沼がボールを収め、冷静にゴールを沈める。3-0と点差を広げた。 残り時間を守り切った鳥栖が3-0で勝利し、今季3勝目を手にした。