【毎日ベスト3】日刊スポーツDB班が選ぶ特注調教タイムベスト3
<日刊スポーツDB班が選ぶ特注調教タイムベスト3> <1>インブロリオ(土曜京都9R万両賞) 18日の栗東坂路を4ハロン53秒4で駆け上がった。手綱を抑えたままラスト2ハロンは11秒9-11秒9のイーブンラップ。この日、2ハロン23秒台をマークした5頭の中で唯一、ラスト1ハロンで数字を落とさなかったのは非凡な能力の証しだ。 京都芝1200メートルのデビュー戦は、3番手追走から34秒3の上がりを使って抜け出すセンスあふれる走り。昇級初戦で1ハロンの距離延長と越えるべきハードルは高いが、あっさり乗り越えられるだけのポテンシャルは秘めている。 <2>エランティス(日曜京都11RりんくうS) 泉谷騎手を背に18日の栗東坂路で4ハロン54秒5を計時。体重の軽い騎手騎乗を考えると全体時計は地味に映るが、馬なりのままラスト1ハロンはこの日の最速タイとなる11秒7をマークしている。 前走のフルーツラインCは、後続に影も踏ませぬ逃走劇を演じて5馬身差の圧勝。昇級初戦でもそのスピードは要警戒だ。 <3>ダノンスコーピオン(土曜京都11R阪神C) 18日の栗東Cウッドコースを4ハロン52秒7で駆け抜けた。しまい重点の半マイル追いとはいえ、馬なりで11秒1-10秒9の加速フィニッシュ。とりわけラスト1ハロンは、この日の最速タイとなる好タイムをたたき出している。 成績こそ伴わないものの、追い切りで見せる脚力はさすがG1ホースと思わせるもの。あとは気持ちさえついてくれば…という状態なら、常にマークは怠れない。 【先週の結果】 <1>エイシンフェンサー 土曜京都11RタンザナイトS 13着(7番人気) <2>ガンウルフ 日曜京都10RサリオスC 5着(6番人気) <3>タイキヴァンクール 日曜中京12R尾張特別 9着(2番人気) ◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。