23年ぶりに欧州で「プレリュード」の車名が復活

欧州で23年ぶりの登場となった車名「プレリュード」。電動モデルとして復活をとげた。

「ホンダ プレリュード コンセプト」がワールドプレミアされたのが、「ジャパンモビリティショー2023」のこと。そして、2024年7月11日から14日かけて英国で開催される「グッドウッド フェスティバル オブ スピード」で、欧州デビューを飾る。 【写真はこちら】 初代「プレリュード」（左）との2ショット。スポーティかつオシャレなスペシャリティカーとして、欧州でも人気を呼んだ。（全24枚）

スポーティさとオシャレさを兼ね備えたスペシャリティカーとして、日本だけでなく欧州でも人気を呼んだ「ホンダ　プレリュード」。残念ながら、日本同様に2001年の5世代目で役目を終了したが、欧州での販売期間は実に45年に及ぶものだった。 それから12年、「プレリュード」の名が「ジャパンモビリティショー2023」で世界に向けて復活を果たした。ブースに展示された「プレリュード コンセプト」に、多くの来場者が詰めかけたことは言うまでもなくないだろう。 そして今回、2024年7月11日から14日かけて英国で開催される「グッドウッド フェスティバル オブ スピード」で、かつての活躍の場であった欧州デビューとなった。1999年誕生の「インサイト」から始まる、ホンダの25年にわたるハイブリッド技術の蓄積を体現したという「プレリュード コンセプト」に、来場者の心も踊ることだろう。 ホンダの山上チーフエンジニア＆ラージプロジェクト リーダーは、「プレリュード コンセプトは、25年にわたるホンダのハイブリッド技術の賜物だ。ホンダのスポーティDNAを持つ、環境への優しさと爽快な走りを両立させた1台」という。 メカニズムの情報が無いのが残念だが、今後の進捗に注目したい。