ゆうちょ銀行で「硬貨取扱料金」が改訂!コツコツ貯めた小銭貯金「20万円」を預けるなら”手数料”はいくら?
コツコツ貯めた小銭貯金を、ゆうちょ銀行に預けたいと思ったとき、手数料がいくらかかるのか気になる方も多いでしょう。ゆうちょ銀行では2022年1月より、硬貨を利用する手続きにおいて「硬貨取扱料金」が設定され、手数料の支払いが必要です。一方で、2024年4月から一部手数料の改定が実施されています。 そこで今回は、小銭貯金「20万円」をゆうちょ銀行に預ける場合にかかる手数料を解説します。硬貨の取り扱いで発生する手数料について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 ▼タンス預金していた現金を銀行に預ける場合、「税金」の支払いは発生するの?
「硬貨取扱料金」は硬貨の枚数で金額が変わる
ゆうちょ銀行で硬貨を持ち込み貯金しようとすると、「硬貨取扱料金」という手数料がかかります。「硬貨取扱料金」は、硬貨の枚数により変わりますが、2024年4月に料金が見直され、無料で預けられる枚数が50枚から100枚へ増加しました。 2024年4月1日からの硬貨取扱料金について、表1にまとめました。 表1
※株式会社ゆうちょ銀行「硬貨取扱料金早見表」を基に筆者作成 20万円の小銭貯金がすべて100円硬貨であれば2000枚、500円硬貨であれば400枚となります。この場合、100円硬貨では2200円、500円硬貨では550円の手数料を支払わなければなりません。 また、10円や5円など硬貨の種類が増えれば増えるほど、硬貨枚数も増えていくため手数料の金額も増額するでしょう。なお、「硬貨取扱料金」は預け入れをしたい金額とは別に、現金で支払う必要があるので注意してください。
硬貨取扱料金についての注意点
硬貨取扱料金について、いくつか知っておきたい注意点があります。 ・硬貨枚数を算定したあとに手続きをキャンセルする場合や、金額を変更する場合でも、手数料を支払わなければならない ・同時に複数件の手続きをする場合、硬貨の枚数を合算した料金となる ・硬貨取扱料金は、各種サービスの取扱料金とは別に現金での支払いとなる ・汚損硬貨や記念硬貨も算定の対象となる ・店舗や郵便局の繁忙状況などによっては、大量の硬貨の持ち込みは断られる場合がある 「小銭貯金がいくらあるのか、ゆうちょ銀行で数えてもらおう」と、硬貨を持参して算出してもらっただけで手数料の支払いが必要となるので注意してください。