【写真蔵】アストンマーティンの新たなフラッグシップ、新型「ヴァンキッシュ」登場
伝説的名称を復活させて、アストンマーティンの頂点に君臨
2024年9月、アストンマーティンはDBSの後継となる新型「ヴァンキッシュ（VANQUISH）」をワールドプレミア。そのディテールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】ホイールベースはAピラーとフロントアクスル間でDBSより80mm延長され、ボンネットが伸びた。ドアハンドルは格納式。（全15枚）
新型ヴァンキッシュは、DB12、新型ヴァンテージに続く、次世代アストンマーティンの第3弾として発表された、フラッグシップのスーパーGTだ。ポジション的には、DBS（デビュー当初はDBS スーパーレッジェーラ）の後継となる。 フルカーボン製のボディは筋肉質で、DBSよりホイールベースはAピラーとフロントアクスル間で80mm延長され、ボンネットが伸びたことでティアドロップ（水滴）スタイルが強調された。マトリックスLEDヘッドランプ、開口部が広くなったフロントグリル、カムテールのリアエンド、LEDライトブレードのテールランプなど、デザイン的なフォルムと技術的機能を融合させている。インテリアは水平面を下げてスペースとラグジュアリー感を生み出し、各種素材を組み合わせて上質感をさらに高めている。 パワートレーンは、835psと1000Nmを発生する新開発の5.2L V12ツインターボにZF製の8速ATを組み合わせる。最高速度はアストンマーティン量産モデルでは最速の345km／hに達する。年間1000台以下の限定生産で、英国でのデリバリー開始は2024年第4四半期から。日本仕様の詳細は現段階では未発表だが、2025年には導入が開始されるだろう。
アストンマーティン ヴァンキッシュ 主要諸元
●全長×全幅×全高：4850×1980×1290（ミラーを折りたたんだ状態） ●ホイールベース：2885mm ●乾燥重量：1774kg ●エンジン：V12 DOHCツインターボ ●総排気量：5204cc ●最高出力：835ps／6500rpm ●最大トルク：1000Nm／2500－5000rpm ●トランスミッション：8速AT ●駆動方式：トランスアクスル式FR ●燃料・タンク容量：プレミアム・82L ●0→100km／h加速：3.3秒 ●最高速度：345km／h ●タイヤサイズ：前275／35ZR21、後325／30ZR21 ●車両価格（税込）：未定
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