娘夫婦は「新NISA」に一喜一憂していて気の毒です…。やっぱり「年金と貯金のみ」がいいですよね?
近年、貯金から投資・資産形成への流れが加速し2024年から新NISA制度が導入され、投資に取り組む若い世代が増えてきました。そのようななかで、2024年8月5日には日経平均株価が4451円暴落したものの、翌6日には過去最大の上げ幅になる3217円を記録しています。若い世代の「新NISA投資家」たちで、その動向に一喜一憂している方も少なくないでしょう。 しかし、この状況は投資と無縁の「年金と貯金世代」の人々から見れば気の毒に映るかもしれません。資産形成が活発になっているこのご時世で、本当に年金と貯金だけの世代は生活に影響はないのでしょうか? 本記事では世代による、お金と生活の話を紹介します。
新NISA世代が直面した「大暴落」の影響は?
今回の事態は、新NISA世代にとって大きなショックを受けたかもしれません。それも当然で、手元の資産価値が大きく変動し金銭的に損を被る資産面での影響、それにより投資に対する信頼や将来の不安など、精神的な影響がある状況といえます。これらにより投資・資産形成をやめようと考える人もいるかもしれません。 しかし過去の金融市場では、過去にブラックマンデーやリーマンショック、コロナ禍などを乗り越えて成長してきたのも事実です。 特に、新NISAでメインになりえる積立投資では、相場の変動に一喜一憂してはいけません。むしろ積立投資は、このような暴落を見越しています。ですから今回のような事態が起こったとしても、コツコツと投資を続けることが重要です。 積立投資は過去より、このような暴落を持ち直し株価が回復し、長期的には大きな利益をもたらしてきたものです。そのため、うろたえ売りなどはしないほうが賢明です。 ただし年金と貯金をメインに考えている世代は、このような事態をよく思えないのも当然といえます。そのような世代の方は、本当に貯金と年金で乗り切れるのでしょうか。特に、本記事のような新NISA世代の子を持つ親は気になることでしょう。