アメリカ長期金利低下でも"大幅な円高はない"とみるワケ
アメリカが緩やかな金利低下局面に向かうとすれば、日銀が早期の金融政策正常化を迫られるプレッシャーは大いに弱まる(写真:iLand/PIXTA)
今年の世界市場を動かしてきた最大の要因はアメリカの金利動向だっただろう。先進主要国の株価はおおむね好調を維持してきたが、アメリカの金利上昇を受けて8~10月頃には調整を余儀なくされた。10月末以降の再上昇局面は、今度はそのアメリカで利上げ停止、早期の利下げ転換への思惑が広がり、長期金利が急低下したことに後押しされた。 ではここから、アメリカ長期金利はどこまで下がるのだろうか。
本文:2,108文字
写真:3枚
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
税込330円使えます
PayPay残高
サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
田渕 直也