【丸亀製麺】わがまち釜揚げうどん、神奈川県は「家系つけ汁」! つけ汁が薄くならないオーダーの仕方
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」が、47都道府県で各地域の食文化を活かした「釜揚げうどん」を提供する企画「わがまち釜揚げうどん47」を2024年11月1日から実施。早速、神奈川県の「濃厚醬油(しょうゆ)とんこつ家系つけ汁」を食べてみました(画像は全て筆者撮影)。 【画像】家系ラーメンそのもの! 「濃厚醬油とんこつ家系つけ汁」のビジュアルを見る
◆「わがまち釜揚げうどん47」について
「わがまち釜揚げうどん47」は、全国の麺職人(=丸亀製麺独自の麺職人制度に合格した者に与えられる称号)の「お店に来てくださる地元のお客さまがわくわくするような、その地域だけの特別なうどんはつくれないだろうか」という思いから企画されました。 全国の麺職人を対象に「つけ汁」を公募したところ、個性豊かなレシピが600以上集まったそうです。 応募された全てのレシピに一つひとつ目を通し、社内の商品開発、購買、営業など複数の部門が選考・試作を繰り返し、約1年かけて、47都道府県の食文化を活かした「つけ汁」が完成しました。 丸亀製麺でご当地商品を全国一斉に展開するのは、初めての取り組みとなります。
◆神奈川県の「つけ汁」は家系ラーメンがモチーフ
神奈川県内の丸亀製麵で提供されるのは「濃厚醬油とんこつ家系つけ汁」。まさかの家系(いえけい)ラーメンをモチーフとしています。家系とは、神奈川県横浜市発祥のとんこつ醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメンです。価格は並790円、大950円(いずれも税込)。 トッピングは家系ラーメンの定番、チャーシューとほうれん草、のり。見た目は家系ラーメンそのものです。 「つけ汁」のベースは醤油とんこつ。スープだけすすると家系ラーメンのスープよりあっさりした口当たりです。家系ラーメンのイメージで食べると、「薄め、脂少なめ」でオーダーしたような、少し物足りない印象を受けると思いますが、とんこつの風味はしっかり感じられます。 うどんが主役であることを考えると、あまりとんこつ臭くない方がいいのかもしれません。
◆徐々に「つけ汁」が薄くなるのが残念
丸亀製麵のうどんは、100%国産小麦と塩と水のみでつくる打ち立て。店内でうどんを打つ様子を見られます。 注文を受けてから、茹で釜から直接うどんをすくいあげ、桶に盛り付けられる「釜揚げうどん」。水で締めないため、表面が毛羽立ち、醤油とんこつのこってりした「つけ汁」がよく絡む! 打ち立て、茹で立てのうどんは、もちっとした食感で、すする度に小麦の香りが広がります。 ただ、釜揚げうどんは麺がお湯に浸かった状態で提供するため、食べ進めると麺と一緒にお湯が入って「つけ汁」が薄くなっていきます。それが少し残念でした。