OpenAI、初代CMO(最高マーケティング責任者)としてCoinbaseのCMOを引き抜き
米OpenAIは12月3日(現地時間)、初のCMO(最高マーケティング責任者)として米CoinbaseのCMO、ケイト・ラウチ氏を迎えるとXで発表した。ラウチ氏はOpenAIのポストに「全人類に利益をもたらすAIがどのようなものか世界に示す一助となることを、この上なく嬉しく思っている」とリプライした。 ラウチ氏はまた、「今週の金曜日がCoinbaseでの最後の日になる」とXにポストした。 同氏は、Meta(当時はFacebook)にマーケティング幹部として10年以上務めた後、2021年にCoinbaseの初代CMOに迎えられた。 Coinbaseでは、2022年のスーパーボウルの斬新なCMで注目を集めた。 OpenAIは「コンシューマおよび企業マーケティングにおける同氏の経験は、われわれが人々をAIの変革力と結びつける方法を構築してくれるだろう」としている。 10月に66億ドルの資金調達と40億ドルの信用枠確保を発表したOpenAIだが、元共同創業者のイーロン・マスク氏によると、OpenAIの現在の資金燃焼率では当面収益は上がらないという。 同社はここ数カ月、CFOやエンジニアを迎えている(CTOの座はまだ空いたままだ)。
ITmedia NEWS