懐かしのトヨタ「セリカLBターボ」を自作で作った! FRP技術を駆使したフルオリジナルの再現度の高さとは…目指すはフル公認仕様
ホイールはプロショップに特殊サイズをオーダー
また、このマシンを作るうえで問題になるのが、ワイドフェンダーに履かせるためのタイヤ&ホイール。さすがにこればかりはDIYで作り出すのは難しいので、ホイールについては、関西に専用ファクトリーを構えるJ-DAMに依頼し特殊サイズをオーダー。ディスクはBBSをリバレルする形でフロント13J×16、リア16J×19インチのホイールを完成させた。前後サイズが異径になっているが、これも当時のレーシングカーに合わせた凝った演出というわけだ。 どこまでもホンモノ志向で、フルオリジナルで作り出したセリカLBターボ。このクルマには、カッコいい要素がすべて詰まっている。往年のグループ5シリーズを想起させるマシンが、今こうしてプライベーターの手によって現代に再び蘇った。 公道仕様とするには追加パーツが必要だが、このマシンをお飾りにするつもりはないと遠藤さんは言う。実際に公道を走るフル公認仕様として取得予定ということだった。それにしてもこのマシンを作ろうとする発想も含め、スケールが大きく凄まじい。
青木邦敏
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