スキージャンプ小林陵侑が世界新記録達成 驚異の291mで過去記録を37.5m上回る
北京五輪の金メダリスト、スキージャンプの小林陵侑選手が24日、驚異の291mという飛距離で世界新記録を樹立しました。 【画像】W杯で今季2勝目、通算32勝目をあげたスキージャンプの小林陵侑選手 北京五輪で金と銀の2つのメダルを獲得し、32回の個人優勝を誇る小林選手。今回は世界新記録を更新するプロジェクトのもと、小林選手だけのためにアイスランド北部のスキーリゾートの雪山にジャンプ台を2か月以上かけて建設。このプロジェクトには今まで経験してきた以上の技術と精神力が求められ、2023年からトレーニングを行ってきました。 そして記録に挑んだ小林選手は23日のジャンプで256mを記録し世界新記録を更新するとその後、次々に新記録を打ち立て、24日には291mという新たな世界記録を達成しました。 この世界記録更新について小林選手は、「長年の夢でした。誰よりも遠くへ飛んでみたいと常に思っていましたし、スキージャンプの限界を押し広げ続けたいと考えていました。今まで経験したことのない規模感でした。最高のチームに恵まれ、夢が叶いました」と語りました。