ゴールデン・グラブ賞、守備の名手かと疑いたくなる受賞者も ソフトバンク・山川穂高「自分には一番無縁だと思っていた」
【俺とデスクの座談会】 デスク「12日発表の『三井ゴールデン・グラブ賞』は、今年も守備の名手かと首をかしげたくなる受賞者がいるなあ。弊紙夕刊フジは来年1月で休刊だから今回限りで投票権返上だけど、こんな調子じゃ記者投票自体なくなるぞ」 【写真付きでみる】パ・リーグの『三井ゴールデン・グラブ賞』受賞者 記者「パ・リーグ一塁で初受賞したソフトバンク・山川のコメントを見てくださいよ。『自分には一番無縁だと思っていた賞』って本人が一番驚いてるんじゃないですか。それも259票中176票の断トツですからね。僕はロッテ・ソトに入れましたけど…」 デスク「ソトは2位だけど、たったの22票か…。山川は直近の日本シリーズでも送球を捕り損ねたり、バタバタしてた印象しかないけどな」 記者「そんな守備に去年まで悩まされた古巣西武の首脳陣からも『別に上手くなっているとは思わないけど…、他にいなかったんだろう』と苦笑いが漏れてました。該当者なしも37票あったのが、低レベルな争いを象徴してますね」 デスク「セの外野手も該当者なしが32票あるぞ。メジャーみたいに左翼・中堅・右翼で分かれてるわけでもないのに、3人さえ選べないなんて冬の時代だな」 記者「パ・リーグと比べても、『どこ投げてるんだ』みたいなひどい送球が多いですからね。個人的には投票したDeNA・桑原が、日本シリーズでも好守を連発して鼻が高いです」 デスク「最後の投票だから俺も言わせてくれ。セの投手で俺を含めて14票しか入ってないけど、巨人・山崎伊は本当に上手いと思うぞ」