【RIZIN】シェイドラエフがキルギスに凱旋帰国で歓待受ける「ベルトの準備は出来ている」、アーチュレッタ「我々は“MMAの未来”を目撃している」
◆アーチュレッタ「朝倉海、クレベル、シェイドゥラエフ──並の選手とやっているわけじゃない。自分がピークアウトしているとは言い切れない」
──シェイドゥラエフ選手との試合後の今、思っていることをお聞かせください。 「今の思いといえば、まずはファンの皆様、関係者の皆様に深くお詫びします。体重超過は単に私のせい、全て自分の責任です。これからは今までみたいに10日前には来日して調整し、このようなことを2度と起こさないとファンや応援してくださっている方には誓いたいと思います。それを深く心に留めて、ファンの皆さんに改めてお詫びをしたいと思います」 ──試合自体の率直な感想についてもお聞かせください。 「非常に残念です。自分としては作戦どおり動いたし、その作戦が通用していると感じていました。残念ながら最終的には一本取られましたが、そのなかでグローブが絡まったと自分が感じたこともあって、引き抜こうとしたときにグローブが引っかかった結果極まってしまい、そのことについて恥ずかしい気持ちもありますし、とにかく負けて残念に思っています」 ──シャイドラエフと実際に対戦してイメージと違っていたことがあれば教えてください。 「試合に入る前からトップファイターと試合する覚悟をしていましたし、それに関して100パーセント準備して、100パーセントの状態で臨んだつもりです。我々は今、MMAの未来を目撃していると思います。彼は本当に若いですし、素晴らしい選手だと思います。スタイル的にもボクシング、キックボクシング、柔術、全てを備えたファイターだと思います。彼のような若き新鋭と肌を合わせることができたのを光栄に思います」 ──試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えてください。 「まずは家に戻って、そこから目先のゴールを一つひとつ定めていかないといけないと思っています。自分としてはまだRIZINのなかでやりたい目標も目的もまだあるので、RIZINがまだ許してくれるならそれに向けて活動したいと思います、まだベルトは諦めていないし、そんなに遠くはないと感じているので、まずはチームと目標を設定しチームとともに高みを目指せるように努力をするだけです」 ──3連敗はキャリア初だと思いますが、自分の強さの限界はまだ感じてはいないでしょうか。 「いや、とりあえず去年振り返るとRIZINでたくさん試合をし、非常に活動が多く短い期間でバンタム級リミットの体重を作り、身体に負担がかかっていたのは事実だと思いますし、それが最近のパフォーマンスにも出ているかもしれません。ただ、短い期間の準備でも自分は楽しめているし、カブ・スワンソンやチームのみんなとの練習を楽しめているし、世界トップの選手とやれている自覚があります。 今回負けたと言っても、それは勝率が5割程度の相手なわけではなく、勝率100パーセントの無敗の全フィニッシュの素晴らしい選手ですし、その前もフィニッシュ率の高いクレベル・コイケ選手、そして朝倉海選手というみんなチャンピオンクラスで、並の選手とやっているわけではないので、ピークアウトしているとは今は言い切れないと思います」